忍者ってナンジャ|生き抜く力をお台場で学ぶ?

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お台場の企画展「忍者ってナンジャ?!」“忍者”ってどんな人たち?

先日ふとしたきっかけで

「The NINJA−忍者ってナンジャ!?-」

という企画展に行く機会に恵まれました。

田園風景の広がる自宅から長距離バスに乗り

東京のお台場まで足を運びました。

初めて日本科学未来館というところに行きました。

忍者が最も実践的に日本各地で活躍したのは

15世紀末から16世紀末にかけてだそうです。

そんな、一昔前に活躍したとされる忍者の企画展が

日本科学未来で開催され始めたわけです。

あなたは忍者にどんなイメージを持っていますか?

まさに《超人》という言葉がぴったりの《忍者》です。

未来に向けて

私たちがその生き方を学ぶのに最も適任なのは

彼らのような人々なのではないだろうか・・・。

そんな思いに駆られながら

天井からぶら下がる巨大地球儀を後にし

企画展会場へと入って行きました。


大多数の展示物に英語訳が付いていた!



私が行ったのは内覧会でしたが

外国人もちらほら来ていました。

海外での忍者人気は大前提ということでしょう、

大多数の展示物に

《完璧な英語訳》が施されていました。

撮影禁止以外の場所ならば

写真を撮っても良いですよ。」と言ってもらえて

けっこう撮って帰ってきました。

展示物も興味深かったのですが

そこに書いてある説明は

「家に持ち帰ってじっくり読み返したい。」

ようなミステリアスな内容だったりしました。

なぜ海外で忍者人気がこんなにスゴイの?



アメリカに10年余り住んでいました。

アメリカにおける日本の忍者(NINJA)人気

それはそれはもう、大変なものでした。

ご存知のように

日本文化そのものが海外では大人気

そのことには何かにつけて思い知らされるように

過ごしていました。

しかも、その傾向は年々高まり、

また、広がりを見せているように感じます。

「NINJA」という単語を聞くと

アメリカ中の男の子の目が輝きます。

男の子にとってNinjaの衣装

ハロウィーンのナンバーワン人気のひとつです。

衣装は普通、毎年違うものを選びますが

小学校時代を通して一度も忍者姿で

行進やトリック・オア・トリートを

したことのない男の子を見つける方が

きっと大変なのではないでしょうか。

ティーンのBoysパパさんたちでさえ

この日、忍者の仮装をしている姿を

街でどれだけ見かけたことでしょう。

武芸(マーシャルアーツ=東洋の格闘技)

とても尊敬されています。

これももう常識のようなものでしょう。

武道家 “マーシャル・アーティスト” と呼ばれ

大変敬意を持たれています。

女の子だって武道を習う子は少なくありません。

子供が習うとき

パパさん達も一緒に習ったりします。

道着のことを彼らは“gi(道着)” と呼び

giに身を包み、真摯な眼差し

武道のマインドを熱く語る男性

とっても多いです。

『忍者』と漢字で書かれたTシャツ

着ている外国人の姿も

日本にいるとたまに見かけます。

お店にもよく売っていますよね。

アメリカに暮らすBoys & Menの心を

これほどまでに魅了する

日本の忍者=NINJA・・・


きっと彼らが《実在する超人》だからこそ

海を越えてまで、これほどまでに強く、

心惹かれるのではないでしょうか。

忍者の漫画(マンガ)本もズラリ!



アメリカでも帰国後も息子がお世話になった

世界的なヒットを遂げた漫画(マンガ)

『ナルト-NARUTO-』を始め

『仮面の忍者 赤影』『忍者ハットリくん』

『カムイ伝』『カムイ外伝』『忍たま乱太郎』


といった有名な漫画本がずらりと並んでいました。

忍者映画小説雑誌

の数々も展示されていました。

忍者についてのたくさんの書物類が

本棚にとにかくいっぱい並んでいました。

伊賀・甲賀49流をまとめた

忍者の教科書と言われる『万川集海』の実物も

ガラス越しに見ることができました。

The encyclopedia of ninjyutu “Mansensyukai”

と英語訳が付されていました。

『忍術の百科事典』ということです。

結局のところ

私たち人間というのは

人間の持つ超人的な力 
本来は私たち皆が
有しているはずの潜在能力
 

を描いているようなストーリーに、

私たちの魂の奥底に眠ってくれているはずの力を

思い出させてくれるような話に魅力を覚え

強く惹きつけられるようにできているのではないでしょうか?

もともと人間に備わっている潜在能力

開花・向上させる努力を

黙々と取り組みながら生きた人たち・・・

それが忍者だとというと言い過ぎでしょうか?

この企画展で見つけた記載の中にも

このような疑問を投げかける一文がありました。

「実在した彼らは

フィクションで描かれるような超人だったのか?」


“謎に満ちたミラクルワールド”

を背景にしたストーリーは

発信国を飛び出し、

世界中の人を虜にするパワーを持っている・・・

そう感じざるをえません。

アメリカでも絶大の人気を誇る "Hayao Miyazaki(宮崎駿)" 作品。

全作品が "素敵にミステリアス" と言えますが

特にマジカルなお話とも言える

『千と千尋の神隠し』『もののけ姫』

アメリカでは1位2位を争っているらしいです。

彼の名前も "Studio Giburi(スタジオ ジブリ)" という言葉も

日本語を話せない多くの人の口から何度も何度も聞きました。

ハリーポッターマジック・ツリー・ハウス

ミラクル&マジカルな世界が舞台です。

「どうせ忍者の真相は内緒なんでしょ?」と思って出かけたら・・・


『真実の忍者の謎に迫る企画展』

として完成したこのイベントは

《真実の忍者=忍者の真相》を解き明かすヒント


となるかもしれません。

その1(Stage1)
体をきたえよ
Improve your body

その2(Stage2)
技をきわめよ
Enhance your skills

その3(Stage3)
心をみがけ
Perfect your mind


忍術映画などで彼らが印を結ぶ姿を見たことはありませんか?

あれは「忍者が術を使うための儀式」とも言われています。

この企画展には、その《九字の印(九字護身法)》

のことまで出てきます。

これは忍者の真相の部分といえるのでは・・・?

【忍者ってナンジャ!?】は忍術の謎に迫れるのか?


忍者のことはだらけです。

核心部分はずっと隠されてきたように感じます。

この企画展 「The NINJA−忍者ってナンジャ!?-」

一体本気で忍者や忍術の謎

に迫っているのでしょうか?

ちょっと、本気を見たような気がします。

先ほどの九字の印もそうですが

忍者と呼吸法

実は切っても切れない関係であることも

きっちりと伝えています。

《忍者の動きの基本3原則》を紹介した文章には

「力にまかせず相手や重力を味方につけよ」

とありました。

女性が出産するとき

重力がしっかりと掛かる体勢を作ると

非常に楽なお産になるといいます。

生き抜くための総合的な力を備えた忍者

私が彼らに心惹かれる多くの理由の一つとして

とても共感を覚える言葉も明記されてありました。

「(忍者は)その活動は決して表には出ないが

国を動かすほどの大きな仕事である。」


今、世界の人口約73億人だそうです。

100億人になったとき

この地球上の人間が生き抜いていく方法・・・

それを忍者から学ぶことができるのではないか・・・?

内覧会の冒頭で挨拶をされた

宇宙飛行士の毛利衛さん


このような意味深な言葉も胸に残りました。

10倍得する観覧法


忍者の道具はモチロン、

なんでも食べてパワフルに生き抜いた

彼らの日常食・携帯食・手作りの薬などまでも

この企画展では知ることができます。

お子様でも楽しく遊べる

手裏剣(しゅりけん)打ち

のコーナーなどもあります。

これを「イベントを楽しむ日」として捉えたとしたら

もったいないのかもしれません。

私にとってこの企画展は

《忍者のさまざまな知恵のエッセンスを

持ち帰らせてくれた場所》
となりました。

イベント会場を後にしたときが

忍者について真剣に考え始めるときとなる・・・

のかもしれません。

今はまだ大部分は眠っているけれど

それでも確かに存在し

磨いてもらいたがっている人間の潜在能力

《もっともっと信じてあげなくちゃ》

と思い始めるきっかけの日となるかもしれません。

個人的な感想にはなりますが

忍者の謎をけっこう明かしているこの企画展

たくさんの知恵をそこから持ち帰るのが

価値ある楽しみ方だと感じます。

お得な(不思議な?)情報

出口あたりにまとまって

チョット面白い情報らしきものがありました。

“あなたの忍者度がわかる忍者度チェッカー”

なるものがその一つ。

更に、そこに書いてあった文章はこんなでした。

「忍者の世界に興味を持ったら

NINJA CLUBに登録して、

今後開校予定の忍者学校への入学資格や

耳寄りな情報をゲットしよう。」


「なにこれ!?」

調べたら、NINJA度チェッカーを作った

母体に行き着きました。

その団体は

「・・・国内外の忍者情報を網羅していきます。」

との心意気です。

なんとなく、≪チョットお得≫なような

というか、≪チョット不思議≫なような

そんな情報を目にしたような気がしました。

忍者の真実が解き明かされる日も近い?

それとも・・・・?


科学と修行で“真実の忍者”を解き明かす!!
企画展『The NINJA −忍者ってナンジャ!?-』




2016年7月2日(土)〜10月10日(月・祝)

の期間

東京お台場開催しています。

ご興味のある方はお出掛けください。

→→→詳細はこちら


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